2014年02月13日

レッグシールドの補修三段構え

序.失敗

先日の大雪に伴う強風で、かもめ号が倒れてしまいました。

IMG_1590@.jpg

あああ。割れた。肩口からざっくり。
大枚はたいて入手した、希少な廃盤かつ純正かつ新品のシールドがあああ。

あああ。

直します。
 
 
1.接着剤

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『セメダインPPX』です。
まずプライマー(強化剤)を塗ってから本剤を塗るという方式。

今回は割れ目の奥が狭いので、
プライマーを面相筆に含ませてから塗るという事をします。
なに!「全てを1分以内に行って下さい」だと!
すぐに本剤を、田植えをする感覚で点々と置いていきました。

(ですので写真は無し)

硬化後、恐る恐る力を加えてみると…
おっすごい。接着面が小さいうえ接着面に平行な力(せん断力)、という
接着剤的には悪夢でしかない条件でも破断しない。
シアノアクリレート系恐るべし。マジですごいですよ。

2.ステンレスメッシュで補強

とはいえ、いくら強力な接着剤でも年月を経るとどうなるか分かりません。
再び衝撃が加わる可能性まで考えると、なんらかの補強が必要かと思います。
そこでネットにて先人たちの技をお勉強しました。

IMG_1595@.jpg

網戸の網。ステンレスです。これを1センチ四方ぐらいに切って…

割れ目に渡したら半田ごてを押しつけて加熱。
するとプラがぬ〜と溶けてきて、網が埋まっていきます。考えた人、頭いいなあ。

IMG_1599@.jpg
(拡大注意。ツブツブが気持ち悪いかも)

なお今回網を小さく切っているのは、埋め込みを確実に行うためです。

ステンメッシュは昔人形を作った時
薄く折れやすいパテ製パーツの心材として、使ったことがありまして
それがすこぶる有効だったので今回も採用しました。

3.エポキシパテで補強

ルーキーからベテランになったような出で立ちになり
頼もしいシールド君ですが、それでもまだ懸念は残ります。
次の図をどうぞ。

rep_legshield.jpg

うーん。
いずれまた割れる、という未来しか見えない。
明らかに応力集中が起こりやすい部分ですよね〜。
じっさいに割れてしまったという事実が、応力集中が起こった事を物語っております。

ここから考えるに、車体の前面側にも補強を入れる必要があるのですが、
フロントトップカバーとの合わせ面があって、どうにも施工が難しくなります。

色々考えたのですが、最終的に網の上からエポキシパテを盛って
”つっかえ棒”とすることにしました。

しかしコの字型の溝…亀裂の開始点になって下さいと言わんばかり。
そのせいか分かりませんが、後年のモデルでは無くなっています。

網を埋め込んで凸凹しているので、パテの食いつきは良さそうです。
振動に対する耐久性が不安ですが、まあ大丈夫かなあ。
網がない部分は、シールド表面を紙やすりで荒らしておきます。

ねりねり。

IMG_1667@.jpg

完成…。
良かったあまり目立たない。
つっかえ棒なので、断面が三角になるよう意識してみました。

しかし、今回はうかつでした(´・ω・`)エンジンを外したカブは不安定なんですねえ。
早く全部バラさないと…。

さいごに僭越ながら
応力集中など、そういった強度に対する考えに思いが至るようになると
バイクに限らず、丈夫なDIY作品を作ることが出来るようになります。

さりとて私も、乗り物そのものの工作は初めてなんですけれども。
勉強させて頂いております。
 
posted by kanaejun at 19:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | C50K3
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